ハンドル名とブログの話

 既に何度か書いてると思うけれど、ハンドル名の由来は、小学校中学校の時のアダ名から。

 ブログを始めたのは今から約9年2ヶ月前。第一次ブログブームに乗っかって、始めたのがきっかけだ。日付もはっきり覚えている。2005年2月26日だ。あの頃はまだ修士1年だった。

 どういうハンドル名にしようかと悩み、自分が小さい頃言われていたアダ名を取って、ケロというハンドル名にした。なので、このケロというハンドル名はブログを始める前からの名前でもあるので、かれこれ25年近く世話になっている。未だに小中学校の同窓会に行くと、この名前で呼ばれる。

 ちなみに、keroではなくkeloにしたのは、keloの方が日本語のけろの発音に近いんじゃないかなーという程度で決めているので、それ以上の深い意味は無い。

 それからハンドル名にinwellをさらに付けたのは、前のブログをやめて今のブログにする時だったから2010年の7月ぐらいか。inwellの由来は「井の中の蛙大海を知らず」の諺の原典でも有名な、荘子秋水篇のこの一節から来ている。

北海若曰、井蛙不可以語於海者、拘於虚也。夏蟲不可以語於氷者、篤於時也。

(書き下し)
北海若曰く、井蛙は以て海を語るべからざるは、虚に拘ればなり。夏蟲は以て氷を語るべからざるは、時に篤ければなり。

 ちなみに、ブログタイトルのPursuing Big Oceansもここから取っている。世の中、知らないことがまだまだあるという未熟さをハンドル名やブログ名で常に意識しているわけだ。ある意味、マゾだよな。

 それから自分のブログのモデルは、言うのも恥ずかしいんだけど、極東ブログだ。あのブログに憧れて、9年書き続けてきて、今のブログのようなものが出来上がってきた。

 あと、これいうと「へえ」と言われることが多いのだけど、自分のブログの一番の想定読者は未来の自分だったりする。未来の自分があとで読んでも納得するようなものを書くようには心掛けている。まあ言うなれば、自分版Wikipedia作りみたいなものかな。なので今後もだらだらと未来の自分に残していきたいものをその時その時で書き続けていくつもり。(にしては更新頻度少ないですが・・・。)